夜に深刻なことを考えてはいけない

年に何度か不眠に陥る。

そういう予兆もあまりないが、後で考えると仕事や将来の不安を思いわずらっていたり、金持ちや稼ぐ能力のある人への嫉妬を感じていたりすることが多い。

そうしてしばらく布団の中で寝られないと、考える必要のない余計なことを本当にたくさん考えてしまい、地獄に落ちる。

普段はは気にならない小さな不安を思い出して真剣に怯えたり、今思い出す必要のない他人へのいらだちを蒸し返して怒りがこみ上げてきたりする。

下記は、なにかの本かウェブの記事からの引用だが、夜に深刻にものを考えてはいけないことが説いてある。

案外、夜は静かに過ごすのが難しいのです。昼間は仕事の忙しさの中で影をひそめていた不安や悩み、心配事が、夜になると全輪郭をあざやかにしてくるからです。できるだけ「なにかを判断する状況をつくらない」のが、心静かに夜を過ごすコツといっていいでしょう。自分にとって心地よいこと、リラックスできることに時間を使うのも有効な心静かに夜を過ごす方法ではないでしょうか。

この、「昼間は仕事の忙しさの中で影をひそめていた不安や悩み、心配事が、夜になると全輪郭をあざやかにしてくる」という部分が本当によくわかる。

不眠地獄に陥ってまず頭によぎるのが、明日の昼間、まともに過ごせなくなったらどうしようということで、そこですでに眠れない状況に猛烈な怒りを感じる。

怒っても仕方ないから、ああまた来たか、と思おうとするものの、本心からそうは思えず苛立ちが募る。

次にその怒りが、別の怒りや不安を誘発してくる。

そういえば明日あれをやらないといけなかった、あれを頼んだのに誰も返事をしてくれてない、売上がやばいのに対策が取れてない、このままでは上司や社長から大変な叱責を受け信頼をなくす、会社にいられなくなったらどうやって生きていけばいいか、まだ小さい子供が二人いて、育てるにも大変なお金がかかる、アルバイトだけでは保険料も払えない、なんとかして今の会社でやっていかないといけないのに、仕事がこんなに辛く、無能を叩かれ、長時間勤務になったら意味はあるのか。。。

最後はたいてい、仕事の辛さや将来の経済的見通しの暗さに行き着く。

これは本当に辛い。

夜が明けて人が活動を始め自分も日常生活に入っていくと、そのような妄想をする時間がなくなる。

状況は何も変わっていないのに、その不安を考えるのを忘れたり、他のなにかに気を取られたりして、不眠地獄の時ほどひどい妄想は起こらない、もしくは長続きしない。

だから本当に、夜に深刻なことを考えてはいけない。

そう思ってから、出張中などの夜には、自己啓発本やユーチューブを見るのではなく、推理小説とかお笑いのユーチューブを見る。

真面目な自分ではなく、悪い自分になろうと過ごしている。

いつも真面目に深刻に考えようとするのは、やめないといけない。

スポンサーリンク

フォローする

スポンサーリンク