自分を押さえつけてきた人間に脱会社・脱サラリーマンは不可能なのか。

引き続き「すごい手抜き」という本を読んでいる。

このようなことが書いてある。

できっこないことをやろうとするより、できることを確実にやっていく。できることばかりやっていても成長しないという批判は気にしない。できることをコツコツ積み上げていくほうが確実に力になる。できっこないことに時間を費やしている人は、自分がその仕事を成し遂げられる想像しかできていないのです。

僕がこの一年ほどで学んできた人の多くは、夢がかなった状態を強く思い描く、とか、できると思ったことしかできない、ということを言っている。

「自分がその仕事を成し遂げられる想像しかできていない」から、そんなことよりは「できることを確実にやっていく」というこの主張は、どうも相容れない。

鴨さんだったら、できっこないことでも、自分がやりたいと思うなら必ずできると思ってやるべきだ、と言うだろう。

今できることをコツコツやるだけで、一定の効果はあるかもしれない。もちろん夢を思い描くだけで何もしないよりはいい。しかし、僕が脱会社を目指すなら、今の会社の仕事をコツコツやっているだけで成し遂げられるとは思えない。

起業も転職もできっこないと思うから、やらなくていいのか。それで脱会社を果たせるか。多分無理だろう。

この「すごい手抜き」という本は、完璧主義をやめよう、という趣旨の本だ。できっこない理想の状態だけを目指して何も行動できないよりは、今できることをやって行くほうが何らかの成果につながる、ということを言いたいのだろう。

しかしそれを分かった上で、今の状況を変えたいときは、できっこないと思うことをやるしかない。

会社の支配を逃れるために、自分で稼げるようになるという、今の自分からすると極めて無理なことをやろうとするしかない。

それができないからストレスになる。それができないからますます会社の支配に怯える。

どうしてもやりたいことがないのに自分で稼ぐというのは、本当にきつい。

「しょぼい起業」とか「サラリーマンユーチューバー」とか「副業ブログ」とかうまくやっている人の情報を本当によく目にするけれど、普通の努力とか、普通の能力で成し遂げられるようなこととは思えない。

僕にできるとしたら、他の人がかけないぐらいの時間をかけて何かをやるということだが、じゃあそれは何って言うと、本当に何も思いつかない。思いつくけれど全人生をかけてもいいぐらいのやりたいことや好きなことが湧いてこない。

やっぱり自分を抑えつける時間が長すぎて、本能的に感じることをすっかり麻痺させてしまったとしか思えない‥

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