ストレスがないと生きていけない信じられない人

昨日、昼休みに見ていたMSNのポータルサイトに、銀行から千葉ロッテマリーンズの社長に転職し、大変な成果を上げた人の記事が出ていた。

そもそも大手都市銀行の役員だった人だから、世渡りのうまさは世間の上位1%以内に入るような人で、現代の社会で生きていくのには最も適切な能力を持った人ではあるのだろう。基礎的能力にしても相当高いに違いない。

しかし驚いたというか、もう二の句が告げないと思ったのが、銀行の天下り先で、ストレスがない仕事に飽きあきとして、転職したということだ。

あまりにも自分の考えと違ったので、衝撃を受けた。

(記事の内容を正確に伝えるために、元記事を探してみた。多分これ⇓)

「銀行の執行役員として子会社の社長を務めていましたけど、こう言うとちょっとよくないかもしれませんが、天下り的だったというか、ストレスのある仕事がなかった。私からすれば、こんなところで終わりたくないという思いがありました。

https://www.msn.com/ja-jp/news/other/%E5%8D%83%E8%91%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86%E3%82%92%E5%A4%A7%E8%B5%A4%E5%AD%97%E3%81%8B%E3%82%89%E6%95%91%E3%81%A3%E3%81%9F%E2%80%9C%E5%86%8D%E7%94%9F%E4%BA%BA%E2%80%9D%E3%80%81%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%82%A8%E3%82%B9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%82%B9%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%B8%E8%BB%A2%E8%BA%AB%E3%81%AE%E7%95%B0%E4%BE%8B/ar-BBZ9JNq

ストレスのある仕事がなかったのが不満で転職したのだ。

僕が最も恐れ、最も苦しんでいるストレス。

生活していくための代償として耐えざるを得ないストレス。

上司の叱責、仲間からの嘲笑や哀れみ、期待やプレッシャー、周囲からの不満や怨嗟、将来への不安、能力の低さへの嫌悪。。。

数え切れないほどのストレスにさいなまれる。

この人はそういうものがない、僕からすると楽園以上の何物でもない世界に飽き飽きしたということだ。

絶句する。

しかし僕は想像する。

この人がストレスがないと言っている状況も、普通の人、少なくとも僕のような人間にとってはストレスに満ち溢れている世界なんだろう、と。

つまりこの人は、ストレスに対する耐性が異常に高く、僕がストレスと感じるようなことでも、ストレスと感じることがない。

こんな人なんだろうな、現代社会を幸せに駆け抜けていけるのは。

どうしても僕にはそのような器の大きさはなく、小さなことで常にくよくよしてしまう。

やりたいことに元力で取り組む勇気がないまま、結局やりたいことは何なのかもわからなくなっている。

言いたいことを言う勇気もないから、人には誤解されたり、自分が望むように物事も進まない。

この人はその正反対なんだろう。

そしてこういう人が社会に寵愛され、高い報酬で引き抜かれ、富と幸福を手に入れることができる。

人を幸せにできるのもこういう人だ。

幸せになる方法を色々考えるけれど、ストレスがないと生きていけないと言えるほどのストレス耐性という、基本的体力の違いは、どのようにしても埋めがたい。

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